伊風_07 2007-08-18

鈴木孫一＝雜賀孫市＝雑賀孫一

鈴木 孫一（すずき まごいち、天文3年（1534年）？－天正17年5月2日（1589年）？）は雑賀眾の頭領。雑賀孫一という名でも知られ、また孫市とする史料もある。

経歴

石山戦爭において雑賀眾を率い石山本願寺へ入り、織田信長の軍勢を苦しめた。その後、関ヶ原の合戦では鳥居元忠を討ち取るなどの軍功をあげる。役後浪人を経て水戸藩に仕官した。

正體について不明な部分も多く、鈴木重意（佐大夫）を指すとする說や、鈴木重意の息子、鈴木重兼（平井孫一という別名あり）や鈴木重朝（関ヶ原の合戦・水戸藩への仕官などの経歴はこの人物と重なる）や鈴木重秀を指すとする說などがある。 しかし「孫一」が活躍した年月に開きがあり、雑賀眾の頭領は代々「孫一」を名乗っていたという資料もあることから、複數の人間の伝記が混在した可能性が高い。